全6回の折返し地点。初回からずっと涼子の面会拒否し続けてきた
ゴリさんこと無期懲役囚・深川保が、やっと涼子と顔を合わせるところからスタート。
例の法廷シーンからではなかったのね…。
深川を無期懲役へと訴追したのが、かつて検事だった涼子だったことも判明。
ゴリさん、「あんたらに何ができる!」とかって
めちゃ怒ってます…。
一方、連続保険金殺人事件で死刑の判決を受けた、愛川サチの弁護を受けようとする涼子。
ふてぶてしく法廷に上り、いかにも悪女っぽい感じのサチ…最初は若村麻由美と気づかなかった!
サチの弁護を受けたのは「名をあげたいから」と涼子は言ってたけど、
「言いたくない」理由は、深川の件が心に引っ掛かっていて、
自分の力で判決を覆してみたいという気持ちがあるんだろうね。
そしてまたまた涼子と対立してる、
山本くんの青りんごちゃん
こと神原啓吾。
反発しながらも、涼子をサポートする姿勢は素晴らしい。
サチが自分の絵を取り戻して欲しいと依頼してきたことから、
事件の思わぬ証拠が転がりこみ、ストーリーは意外な方向に進んで行く…。
この辺りまでで、すでに45分くらい経過してるから、
「この話、来週まで続くんじゃないの?!」と一瞬不安になるが、
シーンが法廷へと移ると、一気に真実が判明だ。
毎回、法廷シーンは
すごい緊迫してて手に汗握ってしまう。
前回も書いたが、CMがない分
60分にめちゃ内容が詰まってると思うわ。
証拠の遺書をあんな風に切り札みたいに出すのはありなのか?!と疑問は湧いたが、
それもサチに自分を信頼して欲しいがための涼子の戦法と見れば、
“意表をつく法廷戦術を得意とする”という設定と一致してるし、妙に納得してしまう。
遺書を読み上げないと断言した涼子にやっと心を許し、
涙を流しながら真実を語り始めるサチの姿に心打たれた。
奥さん役の伊藤かずえもいい演技だった。あの遺書の公開によって救われたのは、
サチだけじゃなくて、奥さんも同じだったと思う。
最後に「20年たったら貴女のところに髪を切ってもらいに行く」と微笑みながらサチに言う涼子は、
ちょっと緊張がほぐれた優しさが見えて、すごく印象的だった。
次回のゲストは岸部一徳。
ジュリーつながりか?!
あと2回のうちに涼子が殺人未遂を起こしてしまうのかと思うと、
ドキドキして落ち着かないが、どんな展開になっていくのか…。
ともあれ、最後に大活躍しそうな神原啓吾に期待する!
【今週のツボ】
ラーメンかなんかを食べながら、慌てて喋る時に口を手で隠してる乙女のような啓吾
涼子にさりげない気遣いを見せる
源さん 村さん。癒し系だ〜
啓吾に組まないか?と提案したのに、スルーされてるたまをさん
画廊の張り紙の絵がby蛭子さんだ…
ブチ切れるジュリー
検察官が「新選組!」で尾形役だった飯田基祐さんだった
……いろいろツボってます。
★NHK「マチベン」公式HP
★今までの感想
第1回「法廷は涙にめざめる」
第2回「依頼人を裏切れますか?」